雑誌ビジネスチャンス2021.12月号連載記事

 

雑誌ビジネスチャンス2021年12月号より

ハッピーカーズの新佛千治社長の連載記事のVol.5が掲載されました

 

フランチャイズや独立・開業についての最新ニュースや動向を知る上で人気の雑誌ビジネスチャンス。今回、2021年4月号よりハッピーカーズの新佛社長の記事連載がスタートです。第5回はコロナ過でも優位性を発揮する中古車買取事業です

 

雑誌ビジネスチャンス2021.12月号連載記事
雑誌ビジネスチャンス2021.12月号連載記事

自動車業界の今と

中古車買取事業の優位性

 

前回までの連戟では、当社の理念の没透がいかに加盟店の拡大・収益ァップに繋がってきたかについてお伝えしてきました。今回は、現在も収束する兆しの見えないコロナ禍における中古車マーケットの状況、コロナ禍から見えた当社の今後の方向性についてお話ししたいと思います。2020年に発生した新型コロナウイルスの感染拡大により、様々な業界が影響を受け、苦しい状況に骰かれています。自動車業界においては、コロナにより半導体などの部品不足に伴う自動車生産台数の減少、それによる納品遅延や価格高騰などの理由から、新車の販売台数は大きく低下しています。そのため、在庫があり即納される中古車の人気が高まっていると言われており、中古車買取事業だけで見ると、現在は追い風の状況です。

そもそも中古車買取事業は、世の中の大きな動向に左右されづらく、リスクに強い事業です。なぜなら日本の中古車オークションの仕組みは非常に発達しており、買取価格は需要と供給のパランスで決定します。高齢化社会になり、乗用車保有台数は低下すると危惧されていましたが、乗用車保有台数の推移は現在もなお微増しています。さらにリモートワークが推進されたことで郊外への移住者が増えるなど、マイカーのニーズは高まっており、以前より中古車市場は拡大すると考えられます。中古車買取業界は大手の競合も多くレッドオーシャンと言われていますが、それはその分大きなマーケットが確立されているからです。新車を手に入れづらくなった今、中古車の需要は高まり、中古車の流通相場は上昇傾向にあります。中古車買取事業がリスクに強いもう一つの理由は、流動性の高さです。お客様から買い取った車が売れないということはほとんどありません。買い取った中古車をオークションで売却して利益を獲得するまで最短3日です。高額な商材を扱っているにも関わらず、中古車マーケットは非常に流動性の高い事業だといえます。また、当社は創業から一貫して買取を専業としているため、在庫を抱えるリスクも店舗費用・人件費といった固定費が流出するリスクもありません。買取と販売をセットで行う会社が多い中、当社は無駄なコストを一切省き、中古車買取事業のメリットである「流動性の高さ」「資金の回転率」を最大限に活かすビジネスモデルを追求してきたのです。そして店舗も在廊も持たないため、撤退する際のリスクもありません。人々の生活様式やニーズが劇的に変化する中、当社がコロナで影響をほとんど受けなかった理由は、リスクを徹底的に排除し流動性の高さを活かしたピジネスモデルを作り上げてきたからだといえるでしょう

リスクヘッジとして
加盟する企業も増加

コロナにより世の中の働き方にも大きな変化がありました。リモートワークの環境が整備され、多くの人が都内に暮らすことに疑問を感じ、郊外へ移住しました。また、世界的な不況に陥り、一つの会社にいることへのリスクを感じ始めた人が増加したことも大きな変化でしょう。今の時代、副業ではなく、いくつか並行して仕事を持つことが当たり前になってきました。コロナの影響を受けた企業がサイドビジネスとして当社に加盟する動きも高まっています。例えば地場の不動産会社やバス会社を営みながら、リスクヘッジのひとつとして当社に加盟する法人企業も増えています。お伝えしたように、中古車買取事業は流動性が高い商品を扱いながらも固定費がかからないので、非常にリスクに強い事業です。また、当社の初期費用は約100万円程度からと、低予算で新しいピジネスに挑戦することができ、店舗もその他の設備も不要です。新規事業としてまずは2年間挑戦してみるには好環境のFC事業でしょう。今でこそテレワークが当たり前となっていますが、当社は創業時から店舗を構えず仕事はどこでもできる自由なスタイルを推進しています。七里ヶ浜のオフィスは説明会や研修会場として使用しますが、基本的にスタッフは好きな場所で好きな時間に働ける環境です。新しい働き方をお探しの企業や個人の第一歩として、当社がその価値と場所を提供する役割を担えたらと思っています。

本部の使命は
成功の仕組み強化

創業当時は、競合大手が有象無象にひしめき合う中古車買取業界の中、名も無い当社が「加盟店100店舗を目指す」と言ったら、周囲のみんなはポカンとしていました。それでも、「車を通じて関わる人全てにハッピーを提供する」というプレない理念のもと、無駄なコストを一切省き、その分お客様の満足度を上げることに注力し続けてきました。事業をスタートしてから5年、現在加盟店は全国70店舗に拡大し、今年度の売上は20億円超えとなる見込みです。

今後も変わらず本部が行うことはただ一っ、加盟店が収益を上げる仕組みを強化していくことです。加盟店オーナーには、「生涯顧客」を作ることに没頭してもらい、本部はピジネスのノウハウや成功事例を共有するなど、加盟店の取扱台数を増やす施策をさらに用意していくという方針は変わりません。当社の場合、地元に密着した加盟店も多いので、ある程度地域のカラーに添ったやり方に任せていますが、オーナーには顧客のライフタイムバリュー(顧客生涯価値)を理解することの重要性を早い段階からお伝えしています。また、地場のネットワークを活用するなど地域色を強め、店舗ごとにローカライズさせることも今後の施策として考えています。そういった成功ノウハウを蓄積し、加盟店同士が共有し高め合うことのできる環境の整備は非常に大切です。社内SNSツールの拡充や、動画コンテンツで本質的に有益な情報を提供するなど、本部として加盟店のためにできることに尽力していく考えです。今後も車を通じてお客様や加盟店ヘ付加価値を提供し、変化する世の中のニーズに柔軟に対応できる企業であるべく努力を続け、成長していきたいと思っています。

Business Chance 2021. 12月号より引用

ビジネスチャンス12月号
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